紅麹（べにこうじ）

米や大豆などの穀物を主原料として、紅色のカビ「モナスカス・パープレウス」を用いて発酵させたものです。

お米や豆みたいな食べ物にこのカビを混ぜて、ちょっと時間を置くと、カビが成長して、食べ物の色をきれいな赤に変えるんだよ。

紅麹の発酵過程で生成される色素や成分により、紅麹は食品の着色料や味付け材料、さらには健康食品としても使用されます。

特に、中華料理における赤い肉類の色付けや、伝統的な日本酒の一種である赤麹酒の製造、沖縄伝統の発酵食品「豆腐よう」、紹興酒などの原料に利用されることがあります。

紅麹からは、コレステロールの低下に役立つとされるモナコリンKという成分も発見されています。

この赤い色がついた食べ物は、見た目がきれいだけじゃなくて、味も少し変わって、面白いんだ。

だから、料理に色をつけたり、味をちょっと変えたい時に使うことがあるんだよ。

紅麹にはただのカビじゃない特別な力があって、体にいい影響を与えることもあるんだ。

たとえば、体にある「悪いコレステロール」と呼ばれるものを減らす手伝いをしてくれるんだ。

だから、健康に気を使っている大人たちは、紅麹が入ったサプリメントを飲むこともあるよ。

小林製薬って会社が発売していた、紅麹の成分が入ってるサプリメントを飲んだ人が、体に悪い影響が出ちゃったんだって。

すごく話題になってるよ。

この紅麹が本当に悪いやつかどうか、まだちゃんと調べている最中なんだ。

でもね、紅麹が入っているすべてのものに問題があるわけじゃないから、そこはしっかり覚えておかないとね。